2010年9月14日
▼歯周病とは、どんな病気なのですか?
歯周病とは「歯を支える骨が溶ける病気」です。
歯と歯ぐきの境目についた歯垢(プラーク)から歯の根にそって菌が入り込み、歯を支えている周りの骨をじわじわと溶かしていき、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
歯ぐきに炎症がおきた状態を歯肉炎、歯槽骨などを支えている組織全体が崩れてしまう病気を歯周炎といいます。
また、歯周病は「沈黙の病」などと呼ばれるようにほとんど自覚症状がないため、気付かない間に悪化させてしまうことがよくあります。
▼歯槽膿漏と歯周病は違うものですか?
同じものです。
これまで、歯の周辺の歯肉が腫れ、膿が出るという症状から「歯槽膿漏」という名称が主に使用されていました。一方で最近は、歯ぐきだけでなく、歯を支える歯槽骨を始め、歯の周辺の広範囲に様々な症状が表れるため「歯周病」という名称が多く用いられるようになりました。
▼歯周炎と歯肉炎は違うものですか?
歯周炎は炎症が歯の周辺の広範囲に及んで、歯ぐきだけでなく歯を支える歯槽骨まで広がります。その症状には個人差があり、大半の歯槽骨を失うほどの重いケースもあります。
一方で歯肉炎は炎症が歯ぐきのみに及んでいる症状で、歯の周辺の歯槽骨は正常な状態にあります。
▼歯周病は何歳位から起こるものですか?
歯周病は成人してから起こるものと思われていますが、実は歯周炎の前段階ともいえる歯肉炎は幼少期から起こりうるものなのです。
また、歯周炎は痛みなどの自覚症状がほとんど無いために、発見が手遅れになることもしばしばです。歯周病を予防するために、毎日の歯磨きと歯科医院での定期検診が重要です。
▼歯周病はどのように予防するのでしょうか?
歯周病を予防するためには、何よりもまずプラークコントロールが不可欠です。歯の周辺に付着したプラーク(歯垢)を除去し、細菌を減らすことで歯周病の進行を食い止めることができます。
歯の上側の歯垢は、ご自身の毎日のブラッシングによって取り除くことができますが、歯肉の内側深く入り込んだ歯垢は、ご自身で除去できないため歯科医院にて清掃を行う必要があります。ご自身と歯科医院の相互の取り組みによって、歯周病を予防していきます。
▼歯周病はどうやって治すのでしょうか?
歯周病が進行し、溶けてしまった骨は状況によっては再生治療で造ることはできますが、基本的には戻すことができません。
とにかく症状を悪化させないようにすることが大事です。
歯周病の原因は何よりも歯垢です。歯周病になってしまった際には、根源である歯垢=細菌をいかに減らしていくかが重要なポイントです。細菌を減らすためには、まずご自身の毎日のブラッシングによって今以上に細菌を増加させないことが大切です。
【歯周病治療】長持ちするインプラントのために
10年・20年も長持ちするインプラントのためには、まずお口の中の状態を健康にしてからインプラント手術をおこなう必要があります。良い条件の骨に施術するのと、そうではない条件で施術するのとでは手術の成功率や難易度が変わってきます。
当院では施術の成功率に影響を及ぼす因子(虫歯や歯周病治療)を完全に取り除き終えてから、インプラントの手術にとりかかります。
【歯周内科】歯周病を薬でなおす
今まで歯周病(歯槽膿漏)の治療は
・歯磨き指導
・歯石除去
・歯周外科手術(重症時)
が中心でした。しかしながら、上記の3つを行っても、歯ぐきからの出血・腫れ・口臭があまり改善しない患者さんもいました。
そんななか出会ったのが、「歯周内科」という考え方です。これはモニターを用いた顕微鏡検査によりお口の細菌の種類や数などを検査し、その細菌の除菌に合う薬や歯磨き粉を使用して口の中をきれいに除菌する安全・確実な歯周病治療です。
実際、歯周外科手術をしてもあまり改善しなかった患者にこの治療法をしたところ、 1週間後には、腫れ・出血・膿が止まり、その効果に患者さんも驚かれていました。現在この治療法は、最新式の歯周病治療として業界でも注目されています。歯周内科にご興味がある方は、ぜひご相談ください。
歯周病とはどんな病気ですか?
歯周病は歯をささえる骨や歯ぐきの病気です。たとえば家を想像してみてください。家も土台が悪いとぐらぐらして、ついには倒れてしまうでしょう?このメカニズムは歯周病も同じです。歯周病は、歯の土台である歯槽骨がだんだん無くなっていき、ついには歯が抜けてしまう怖い病気です。
歯垢が石灰化し歯石になると、歯と歯ぐきの付着部分に隙間(歯周ポケット)ができます。炎症が歯ぐき内部に進むと、歯根膜や歯槽骨が破壊されて歯を固定する力が弱まり、放っておくと最終的に歯を失います。
近年の厚生労働省の調査では、成人の約8割が歯周病にかかっているという結果が報告されています。歯周病の症状は、最初はこれといった症状はほとんどなく、末期に近くなって症状が現れ既に手遅れの場合がほとんどです。
【こんな人は要注意!】
○歯が動く
○歯ぐきが腫れて痛い
○歯ブラシした時、出血する
○歯がグラグラして歯にすき間があいている
○口臭がある
歯周病の治療方法を教えてください
歯周病の初期段階の【歯肉炎】は、子どもを含むほとんどの年代の人に見られます。歯肉炎をそのまま放っておくと【歯周炎】に進行します。【歯周炎】は歯ぐきの状態が悪化し、歯を支える骨も破壊されるため、歯がぐらぐらと動くようになり、最終的には抜けてしまいます。
◆軽度歯周病の場合
歯と歯ぐきの間に、プラーク(歯垢)や歯石がたまり、細菌の繁殖により歯ぐきに炎症が起こった状態です。歯ぐきの腫れや出血などを伴います。この段階であれば、歯科衛生士によるブラッシング指導や、1~2回の歯のクリーニングを行うことで、比較的短期間で回復します。
◆中等度歯周病の場合
口臭や出血がひどく、歯石の付着も目立ち、専門家が見れば歯ぐきにも炎症を起こしているのが確認されます。徐々に骨が後退しはじめ、歯周ポケットも深くなり、歯も動揺してきます。この段階では、歯の表面に沿って歯肉溝の奥まで付着した歯石を取っていきます。痛みを感じる時は麻酔をして無痛状態の上で行います。さらに、数回にわたって除石を行い歯ぐきの状態が改善された後に検査を行います。
歯肉溝(ポケット)の深さが4mm以上あるところは、通常の手用器具を用いた非外科的な処置は見込めないため、歯周外科の適応となります。
◆重度歯周病の場合
さらに進行し歯ぐきは化膿して、真っ赤に腫れます。骨もかなり破壊されて後退し、歯の動揺がグラグラと大きくなっています。重度の場合、非外科処置では対応できない部位があれば歯周外科にて対応します。それでも保存不可能な場合は、残念ながら抜歯となります。
※外科的処置に抵抗がある方には、症状によって歯周内科もオススメしております。ぜひ、ご相談ください。
2010年6月 8日
入れ歯(義歯)タイプのインプラント
インプラントの本数をブリッジタイプ(取り外しの無い)より、
少ない本数でできますので、経済的です。
今まで使用してきた、入れ歯(義歯)も利用が可能な場合があります。
また、後から、本数を追加して、ブリッジタイプにも変更できます。
以下の症例は
「何度調整しても、入れ歯が痛く、安定せず、落ちかけて食事・会話しにくい」との主訴に対し、
上顎に4本埋入した取り外し可能な入れ歯(義歯)タイプで対応しました。
*入れ歯の内側にあるゴムは定期的に交換が必要となります。
また、お口のまわり特に、「鼻の下のシワが気になるので、少しでも改善できないか?」
との相談を受け、
入れ歯の前歯の下あたりにレジン(プラスチック樹脂)を通常よりも、多く盛ることにより、膨らみをもたせ、シワをのばすように対応しました。
(入れ歯装着後)
「痛みもなく、金属のばね(針金)がとれ、入れ歯も安定し落ちることなく、会話・食事も快適に安心してできるようになりました。」との患者様のコメントを頂きました。
費用
①手術代 ¥30,000
②インプラント埋入代 ¥1,000,000 (¥250,000×4本)
③Oリング代 ¥320,000 (¥80,000×4本)
④新義歯代 ¥100,000
①+②+③+④=総費用¥1,450,000







